ライン
2003/06/20

今年もまた八ヶ岳方面に花を訪ねました。
17,18日の2日間、山や木や花にとても詳しい方々のお誘いを受けて
初めての花のスポットばかり。
子供たちが小さい頃からこの高原をたびたび訪れてはいましたがつい車で回れる範囲でした。
宿だけはなじみの車山が目の前に見えるホテル。

乙女高原、木賊峠、車山、白樺高原、女神湖、麦草峠、八千穂
時々小雨にも遭いましたが、山を越えると晴れていたりで
予定どおりに花ウォッチングを楽しみました。


八ヶ岳の南端の編笠山
ホテルの部屋の窓からは蓼科山から編笠山までの
8つ山が連なって見えています。









ホテルの前から車山を見る
山肌にはレンゲツツジが燃えるように赤い













乙女高原のレンゲツツジと白樺








乙女高原で満開のズミ

今回同行の皆さんがよく植物の名前をご存知で
ふだんなら見過ごしている木の花の名前が
たくさん覚えられて嬉しい。












イボタヒョウタンボク











女神湖
白樺高原にある人造湖
傍には木道から観察できる湿原があり
コバイケイソウ、イブキトラノオ、スズラン
チゴユリ、スミレ、コンロンソウなどが咲いて。

女神湖では、かるがもの親子がスイスイ。
カッコウやウグイス、コマドリ、ホトトギス
ヨシキリの声


ハルゼミの声もズーときこえて。











八千穂高原自然園の中を流れる飛竜の滝



乙女高原の中の小さな湿原

ヒメイチゲ、サンリンソウ、
ヤグルマソウ、
オクモミジハグマ、
シロバナゴヨウイチゴ
カニコウモリ

まだまだ珍しい植物を覚えました。




ギンリョウソウ

木賊峠の林の中、マイズルソウの群生する中に
ギンリョウソウがたくさん。
1本だけ出ているのも
10数本が株になっているもの
はじめてみたギンリョウソウは
ユウレイダケなんて呼ばれもしていますが
あまりの多さに賑やかささえ感じて












サルナシの花







ミヤマザクラ




ミヤマガマズミ

   
  ニッコウナツグミの花



サワフタギの花



サラサドウダンツツジ



ハクウンボクの花

白樺の純林
八千穂村の白樺林は見事です。
70%以上が白樺なら純林と呼ぶとか









シラカババヤシとレンゲツツジ

新緑の中で白い木肌と赤のツツジが
大きな風景を作って爽やか。












コバイケイソウ
群生地ではまだ咲き始めたばかり



アツモリソウ







アマドコロ







コウリンタンポポ



ベニバナイチヤクソウの群生
八千穂高原自然園の中にはいたるところに咲いていて
場所によって紅の濃さが変わっていました。




これもベニバナイチヤクソウですが薄いピンク。
スズランも傍らで咲いて













ニホンカモシカ(見えますか?)
ズダヤクシュ、ギンランなどの咲く小道を行くと
大きなカモシカがじっとしています。
近寄って逃げられてはと思い離れたところからズームで
これが精一杯。


カラマツソウ





ハルナユキザサ





ササバギンラン






アオチドリ
あまりにも地味な色合いで写すのが大変。
タオルをバックにしてみました。




クリンソウの群生地
ベニバナイチヤクソウの群落が終わると
小さな小川が流れそこにはヤマドリゼンマイと
クリンソウの群生。
いろいろの赤の濃さで賑やか。







ひょんなことから、植物観察会で活躍の方々と
八ヶ岳の花を楽しむことが出来ました。
私の植物に関しての知識などないにも等しいほどに
皆さんとてもよくご存知で・・・
そんな方々に実地にて花を見ながら教えていただける
もう至福とよぶような2日間でした。


 

          

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